これが底に穴が明いた鍋である。ステンレス製で、蓋には覗き窓が付いている。
鍋の底に穴が明いたので修理をする。
とりあえず穴を塞ぐことに成功したが、底板にプツプツと沢山の腐食が確認できる。いずれ穴だらけになるであろう。
これが底に穴が明いた鍋である。ステンレス製で、蓋には覗き窓が付いている。
穴から電灯の光を覗くと、こんな感じに見える。
穴を広げ、裏からステンレスの２ｍｍ径のネジをねじ込み、叩いてかしめる。ネジは、リベットの代わりである。
ネジの潰れ方が汚いが、穴が塞がれば良いのだ。水を入れて漏れないことを確認し、修理は完了。
内側は腐食して、穴が明きそうな所が沢山ある。
鍋や釜を修理すること、またはその職業を鋳掛（いかけ）と言うそうだが、そのような商売を見たことは１度もない。今時、穴の明いた鍋を修理して使う人なんていないからだろうと思う。
２０００/０１/１６
