ＢＮＲ３２を運転中にアクセルをゆっくり踏み込むと、軽い息付きを起こす。原因を突き止めて修理をする。
スロットルセンサーが接触不良を起こし、信号にノイズが発生していた。スロットルセンサーを交換して正常になった。
登 録 後：６年１０か月
走行距離：３０，３００ｋｍ
走行中にアクセルをゆっくり踏み込んで加速をすると、エンジンの回転数が３，０００ｒｐｍあたりで一瞬息付きを起こす。アクセルを速く踏み込んだ時は、症状は出ない。症状は時々発生する程度だが、発生頻度が徐々に多くなっている。
加速中の息付きには、空燃比の希薄や瞬間的な失火などが原因として考えられる。
（考えられる故障部位）
・エアフローメーター
・Ｏ２センサー
・スロットルセンサー
・クランク角センサー
・ノックセンサー
症状がアクセルの踏み込み量に関係しているようなので、スロットルセンサーを点検した。スロットルセンサーのコネクターを抜いてテスターを接続し、アクセルを操作しながら抵抗値を調べた。スロットルセンサーが、ある位置で接触不良を起こしていることが判明した。
スロットルセンサーは、スロットルバルブスイッチと一体型になっている。スロットルバルブスイッチは、スロットルバルブの全閉の状態を感知するアイドル接点スイッチだ。スロットルセンサーの交換を行う時は、このスイッチの「アイドル接点のタッチ回転数」を調整しながら取り付ける。
走行テストを行い、息付きの症状が発生しないことを確認して修理完了。
〔スイッチ，スロットルバルブ〕
部品番号：２２６２０−０５Ｕ０１
部品価格：￥４，０００
１９９９/０９/１３